患者様からもよく聞かれる質問です。
正解は冷やすです。
一例としてラグビーWカップが日本で開催されたとき、日本代表が試合後、氷を入れた水風呂でカラダ全体をアイシングしていた映像が印象に残ります。
私は20kmを超える日帰り登山をしたあと日帰り温泉に入ることが多々あります。
その時の冷やした方が筋肉痛が早く解消することを体験しているので間違いないと思います。
ゆっくりとお湯に浸かって温まる方が気持ちはいいのですが、筋肉痛の早期回復には涙を吞んでください。
では温泉でどうやって冷やすの?
できるだけ低めのお湯を選びさっと浸かってから冷水風呂に浸かり冷やす。
サウナ付きの温泉にはたいてい冷水風呂はあります。
冷水風呂がない場合は冷水シャワーを下半身中心にかけることである程度代用できます。
激しい運動をすると筋肉、筋膜、関節は炎症をおこします。
熱を持つのです。
すなわち炎症を早く鎮めるには冷やした方がよいのです。
吉野先生と富士山御殿場ルートで日帰り登山後に入った温泉でも体験例があります。
私はサクッとぬる湯に浸かって冷水風呂といういつものルーティーン。
吉野先生は登頂できた満足感も相まってか私が待ちくたびれて呼びに行くくらいの長湯。
結果は翌日から筋肉痛がなかなかひかないで悪戦苦闘して仕事をする吉野先生。
多少の筋肉痛はあるものの涼しい顔で仕事をする私。
筋肉痛から早期回復するには冷やす!
頭に入れておいて損はないと思います。